原作どおりにはいかんの?

さて、昨日から読み始めたしょい原作、やはりあっという間に読み終わりました。これって作者の実体験だったのかとびっくり。ブーはモデルがいたようですが、三郎は架空の人物だそうです。
以下、ドラマで描かれないとは思いますがネタばれになってしまうといけないので…
読めば読むほど、原作のブーと三郎はあの2人にあってるなぁと思いながら読んでたんですが、三郎が実はブーのことを好きってことに衝撃。いや、このことは知ってたんだけど、実際読んでみると衝撃も倍増。ブーに一目惚れだし、写真好きな友達にブー写真集作ってもらっちゃったり、すごいよ三郎。
なんかドラマはブーが三郎をライバル視する、みたいな感じのようだったけど、原作は全然そんなことなかったからけっこう違うものになるんじゃないかと。主人公の悦子はちょっとひねくれたところや弱いところがあってそんなところに共感がもてたし、ボートも逆転して優勝!みたいな全然ドラマチックなところがないあたりが半分ドキュメンタリー*1みたいだったから、その辺がドラマになったときにどうなるのかなーと。私自身が原作に忠実じゃないとイヤなタイプだから先に読んだの失敗だったかな。
あ、そうそう。原作にすぐに引退しちゃうけど悦子の面倒みてくれる安田さんっていう男子ボート部のキャプテンと、“8人で漕ぐエイト(という種目)の試合”が出てきます。もうこっそり出ちゃいなよ!8人漕ぎはこっそりブーさぶも混じって!

*1:作者が実際に経験したことだから半分ドキュメンタリーだけど。