新選組!#49「愛しき友よ」

大河ドラマを1年通して見たのは「信長」に続く2作品目なのですが、信長の場合は「終わった!」、新選組!は「終わっちゃった…」という感じです。
見る前はたぶん泣くだろうなと思っていました。こう思っていたのはちょうど1年位前から、最終回が始まる直前まで。しかし局長が断首される直前のなんとも言えない表情にはぐっときたものの、涙は出ませんでした。なんだろう、左之助が最後に局長と交わしたあの笑顔の感じに近いのかな。自分でもよくわからないのですが。
「完」という文字が出た瞬間、もう心の中でスタンディングオベレーション。拍手鳴りやまずって感じ。
ドラマ開始から3ヶ月あたりは局長としての貫禄と存在感の軽さから慎吾への不安がかなり強かったのですが、回を重ねるごとに局長としての貫禄が増してきて、ラスト3ヶ月になるとあのバッシングがウソのようにいろいろなところから「貫禄ついてきたねー」と言う声を聞くようになり…。「新選組!」と「香取慎吾成長物語」を同時に見てきた気がします。
そして同時に思ったのが、ここまで出演者やスタッフの“このドラマが好きだ”という思いがひしひしと伝わってくるドラマもなかなかないと思います。「踊る〜」も最近は違ってきている*1ような気がするし。
なんだか言葉がうまくまとまりませんが、出演者・みたにん・スタッフ・1年間見続けて来た人たち、そして私に「お疲れ様でした。よくがんばりました!」とふでさん風に言いたいです。
そして新選組!目当てでレコを買った私ですが、やはり完全版のDVD-BOXは買うべきだと判断し、500円玉貯金をがんばることにします。

それにしても来週から日曜8時は何を見よう?また1回目から見直すか?

*1:最近の踊る〜は何がしたいのかよくわかりません。