幹夫語録

帰りにTSUTAYAに寄って帰るつもりだったのに会員証を忘れるという初歩的なミスを犯して暇になったので、なんとなくみっきーのセリフを書き起こしてみました。

「椿!やっぱそうだ、椿だろ」
「そうそう、緑小で一緒だった」
「椿がこの予備校に入ったって噂聞いて、会えるの楽しみにしてたんだよ。お前相変わらず超秀才だよな〜。そういえば慶政大の推薦決まりそうなんだって?」
「すげえな〜やっぱ椿にはかなわねぇな〜」
「謙遜すんなって。じゃあ今度またゆっくり喋ろうぜ」
「バイバイ」
「ええ、すかした顔して俺からトップの座を奪いやがって」
「あの女使えるなぁ」
「はじめまして、山田幹夫です。ヤスコちゃんよろしく」
「でさ、学芸会で純*1が昔主役やったんだけど緊張しちゃってさ」
「だってヤスコちゃんも知りたいだろ?純の昔話」
「そうだ!じゃあ携帯教えてよ」
「純の昔話今度たっぷり聞かせるから!ほら早く携帯出して!」
「貸して!・・・みっきーで登録しておくね。俺のニックネーム*2
「これ、何?」
「やっぱり付き合ってんだ、2人は」
「へぇ〜〜〜あのさ、これ借りてっていい?」
「俺、さっきから気になってることあるんだけどさ、ヤスコちゃんて彼氏いんの?」
「じゃあ俺立候補していい?彼氏に。いいだろ、純。2人はただの友達って言ってたもんな」
「問題ないよな」
「じゃあヤスコちゃん考えといて」
「純!行こっ」(←行こっがやけに小声)
「ヤスコちゃん!」
「誰?このチンピラ」
「ここまで来れば安心だろう」
「ううん。お前疫病神って言われてたけど純、嫌われてんの?」
「おいちょっと待てよ」
「なんだお前」
「俺に任せてヤスコちゃんを安全なところに」
「ちょ待ておい!純、早く逃げろ」
「最高っすよ!ありがとうございます」
「うん、あいつが戻ってきた時にはもうかたがついててさ。で、そのまま勉強あるからって」
「実は俺相談受けててさ。純のやつ、ヤスコちゃんのことストーカーみたいで気持ち悪いって悩んでる」
「これヤスコちゃんからのプレゼントでしょ?でも純のやつ、こんなのほしくもないし汚れてるしいらないって俺に押し付けてきたんだ」
「俺ならこんなひどいことしないよ。俺ならヤスコちゃんを悲しませない。俺本気なんだ。本気でヤスコちゃんが好きだ。付き合ってほしい」
「あ、純か?幹夫だけど。俺さ〜ヤスコちゃんと付き合うことになったから。ヤスコちゃん、俺が不良から守った時にぐっときたみたい」
「だもんで、これからはヤスコに近づかないでいただけますか?これ 彼 氏 命 令 。じゃよろしく!」
「え?」
「じゃあ応援する!」
「俺、ヤスコちゃんの味方だし。頑張って純を振り向かせようぜ」
「誓いの握手!」
「ごめん、立ちくらみがして」
「ヤスコちゃん大変!純、今日が試験なのにこないだの不良達に捕まっちゃって!」
「ヤスコちゃん!」
「うん・・・それがね・・・(指鳴らし)」
「ん?ヤスコちゃんがピンチになれば純が飛んでくるかな〜って思ってさ」
「知ってるよ?だから試験を途中で放りだしてもらいたいわけ」
「純のやつ遅えなぁ」
「そっか。じゃあ純にとってヤスコちゃんは大事じゃないってことだね。だったらしかたない。好きにして下さい」
「何それ?今頃気付いたみたいな顔して。俺はそういうお前のすかした顔が昔っから大っ嫌いだったんだよね〜。なんの努力もしないでいつも俺の上を行きやがってさ。女も進学も、俺がぐちゃぐちゃに壊してやるよ」
「お願いします(指鳴らし)」
「純、これで終わりだ」
「くっそ〜〜〜」
「結果は狙い通りだよ。こんな女のために慶政大の推薦をドブに捨ててさ」
「うるせえよ」

書き出してみたらたいして面白くもなかったけど、やっぱり「彼氏命令」と指鳴ならすのだけは面白すぎる。なんでこんなに面白いのか仕事中ずっと考えてたんだけど、「これ彼氏命令」の言い方とヤスくんがナチュラルに言いそうだから面白いんだという結論に達しました。このセリフ、いただきます。*3

*1:椿呼びだったのがいきなり純呼び!

*2:誰も聞いてないのに!

*3:彼氏じゃないけど使う。