まさに適役

白夜行 (集英社文庫)

白夜行 (集英社文庫)

ドラマは見逃したけど内容は気になるので、お風呂でチビチビ読んでいます。文庫本なのに3.5センチほどの厚さと1050円に軽い眩暈がしましたが。あ、カバーは↑ではなくて、ドラマバージョンです。
主人公の1人である亮治が今読んでいる時点で高校2年なんですが、子供時代は「亮治」だったのに、なぜか「リョウ」表記に変わっています。で、この「リョウ」が実にどっくんっぽい!
大阪が舞台なので大阪弁だし、学校では目立たないくせに裏では人を使って謎の商売をしてるし、妙に頭の回転速いし、パーソナル・コンピューター*1のプログラミングが得意だし、エロ方面も得意そうだし。「そんなことはどうでもええ」なんてセリフ、どっくんにぴったりじゃないのよ!それから作った会社の名前が「無限企画」でした。無限大企画ならよかったのに、ちょっと惜しい。血液型がABってとこも惜しい。
でもここまでくると、もう亮治=どっくんにしか思えません。このことに気がついたらますます面白くなってきました。どっくん…違う、リョウの今後が楽しみです。

*1:インベーダーが流行った頃の話だからこの表現。